歯の健康診断
歯の健康診断
歯の健康診断では、身体の健康診断と同様に悪いところがあるかどうかを検査します。
自覚症状のない、いわゆる「未病」を調べることも可能です。
お口は身体の入り口で、全身の健康とも密接な関わりを持っています。
いくつになってもご自身の歯で美味しく食事をして、楽しく笑顔で会話するためには「病気になってから治療する」のではなく「なる前に防ぐ」という意識を持つことが大切です。
当院では歯の定期健診を行っています。
歯科疾患は気づかないうちに発生し、ある程度進行した段階で症状が表れることが多いです。
定期的に健診を受けることで、疾患の早期発見・早期治療や歯の健康を保つことに繋がります。
定期健診のタイミングは、人によって異なりますが、約2~3ヵ月に1回のペースで受診されることをおすすめします。
定期健診で
行っていること
- 虫歯のチェック
- 歯肉のチェック
- 歯垢の染め出しチェック
- 歯垢を取る
- 歯石を取る
- 歯科相談
- ブラッシング指導
歯科医院の定期健診には保険が適用される項目が多いため、予防を徹底したい方やお口の健康維持に不安のある方は、2~3ヵ月に1度の受診をおすすめしています。
このくらいの頻度で受診することにより、セルフケアのモチベーションを維持することにも繋がり、もし疾患が見つかった場合にも早い段階で治療を開始することができます。
定期健診の 3 つのメリット
歯科健診と歯科健診の違いとは
「歯科健診」とは、一般的な歯の健康状態や具体的な歯の問題の有無を確認するために行われます。
視覚的な評価や歯周ポケットの測定、レントゲン撮影などを用いて、歯や歯肉、周辺組織の異常を検出します。
主に特定の症状や不快感がある場合、あるいは一般的な定期健診の一環として行われます。
「歯科健診」とは、口腔全体の健康を総合的に評価するために行われます。
歯科健診だけでなく、全身の健康状態や生活習慣による口腔の影響も含めて考慮されます。
歯科健診は、予防医学の一環として、歯周病や全身疾患のリスク評価、口腔がんの早期発見など、より包括的な診療を提供します。
つまり、「歯科健診」は虫歯や歯周病などを早期発見するための検査で、「歯科健診」は歯の健康状態を調べるための検査のことをいいます。
歯科健診の流れ
1. 問診・カウンセリング
健診や治療についてご希望や質問などをお聞きします。前回からお変わりがないかも確認します。
2. お口の中のチェック
歯や歯肉の状態や虫歯や歯周病などの有無をチェックします。
3. 歯周病検査
歯周病に関わる歯周ポケット検査や、歯垢や歯石のつき具合などを確認します。
4. クリーニング
専用の機器を使って、歯ブラシでは取れない歯垢や歯石、着色汚れなどを取り除きます。
5. ブラッシング指導
患者さまお一人おひとりにあった歯ブラシの使い方や、必要に応じてフロスや歯間ブラシなどについて正しい使い方を指導します。
6. 数ヵ月ごとの定期健診を
定期的に健診をすることで、虫歯や歯周病の早期発見にも繋がります。
一緒に大切な歯を守っていきましょう。